どろえびすの診療日記、喜んでいいのか、悲しんでいいのか

| コメント(0)

 その昔、医者になって間もない頃、わたしは大学の医局にわらじを脱いでいた。大学での報酬は「0」だったから、みんな「関連病院」にアルバイトに出て生計をたてていた。いわゆる「無給医局員」である。この「無給時代」が大体6年続いたから当時、みんなよく辛抱したものである。この時期の関連病院の診療はどれもこれも新しいことが多くてその後ずいぶん役に立ったように思う。第一、診察を受けに来る患者さんが多い。新米で力はなくとも「大学から来た先生の診察」というからかどうか朝8時半に外来に出て、休む暇もなく午後1時、2時まで患者さんを診ることがざらであった。

 ところが、わたしのクリニックだけかどうかは知らないけれど、最近は小さい診療所に患者さんが余り来られなくなったように思う。

 それでも、どういう風の吹きまわしか、わたしが勤めているクリニック、最近患者さんが多くて、毎日大抵午後1時ころまでかかってしまう。喜んでいいのか、悲しんでいいのかわからない。

 今日午後、市の保健婦さんから、介護保険の「認定審査」についてお電話をいただいた。その時に彼女は「『どろえびすの診療日記』読ませていただいています」と言われた。嬉しくって「ありがとう」と礼を言ったが、ホントはね、「書き込み」をしてくださったらもっと嬉しいのに・・・('10.1.25.)

 

コメントする

最近のブログ記事

ご無沙汰していました
どろえびすの診療日記
どろえびすの世相横断、政情縦断 6 &n…
どろえびすの診療話
東北大震災に被災されたみなさんに心よりお…
どろえびすの診療話( )「寒さで人が死ぬっていうこと」
87歳のAさんの家に往診に行った。 Aじ…
どろえびすの診療話.2011.1.17.
ま、今時の女性の81歳と言えば死ぬにして…