どろえびすの世相横断、政情縦断 3

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明日からはもう六月。県北はわが家は残っているが、昨日の日曜日に大方田植えが終わりました。早いものです。

さて、わたしたちの診療所、4月、5月は多忙でした。4月は自宅での看取りをめざした肺ガン末期の患者さんと、せん妄状態の重症脳梗塞症の在宅医療でてんてこ舞いをしました。5月は、20歳くらいの若者のパニック障害と90歳の元気老人の「嫉妬妄想」で混乱の連続でありました。

そんなこんなで小欄も書きそびれてしまいました。

それにしても、日本の政治も波乱の5月でした。特にアメリカ軍が駐留

する沖縄の普天間基地の問題は大きかった。首相の発言はぶれすぎです。米海兵隊の「抑止力」は「ない」と言っていたのを「あるということが分かった」と変えるにいたっては「黒」を「白」と言い替えるような子ども騙し的言い訳で聞くに耐えませんでした。今日の新聞の世論調査で鳩山内閣の支持率はA紙17%、N紙22%、S紙19%に下落。まだまだ下がりそうだから深刻です。支持率下落の原因はもちろん沖縄の米軍基地問題であることは明か。でも、大切なものは普天間基地をどこに移すかではなく、日米安保条約が要るのか要らないのかという問題だと思う。もちろん米軍の基地は移設じゃあなく廃棄をめざすべきでしょう。また北東アジアの平和はどうしたら守れるのかという問題だと思う。

1960年の安保改定からもう50年も経った。

この間東西冷戦構造も終わった。

日中関係も日米関係も大きく変わった。

なのに、なぜアメリカ軍基地だけは50年前のまま残し強化し続けるのか。

アメリカもなぜ日本人の気持ちが理解できないのだろうか。

確かなことはアメリカも今の日本の動きが「反米感情」に発展することだけは恐れていると思うのだが・・・。(2010.5.31)

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