どろえびすの「世情横断政情縦断」(4)

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先日、6月18日だったか、各紙は参議院議員選挙を控えての民主党

のマニフェストが載せた。

これをみてわたしはすっかり失望してしまった。

何に失望したかって?

菅内閣の公約内容についてである。

自民党時代から今日まで日本の首相は、橋本、小泉、安倍、福田、麻

生、鳩山と、政治家二世、ま、「ええしの家の子」ばっかりだった。どの

顔をみてもおおよそ庶民の苦しみなど理解できそうにないような人ばか

り。「ええ加減にして欲しいわ」と叫びたいような首相ばかりだった。こ

んな顔ぶれを選ぶ国民も無責任だと思うが、一方「これも国民の選択な

んだから仕方ないか」と諦観にも似た「うつ的念慮」に襲われた20年

ほどではなかったかと思う。

だが・・、今度の菅首相はいままでの首相とは違うぞ、なにせ「庶民

派」だと大いに期待した。

ところが、発表されたマニフェストをよく見てみたがこれだと「庶民

派」的なところが全くないじゃあありませんか。

  先頃の衆議院議員選挙で掲げた差別的「後期高齢者医療制度」を廃止

するという公約はどうなったんですか。「13年に先き送りする」とい

う。2013年と言えば今夏行われる参議院議員選挙の3年後の参議院

議員選挙のある年だし、この頃には現衆議院議員の任期も切れることだ

し、早くも13年には衆・参同時選挙になるんじゃあないかと予測する

きもあるほどの遠い彼方のことである。

 3年後と言えば「あっ」という間にやって来るとも言えるが、高齢  者、なかでも虚弱高齢者にとってはいかに長い3年か考えてみたらいい。それだけじゃあない、3年後にはバラ色の高齢者医療・福祉が来るかと言えばそれは悲観的。消費税10%時代が来ると路頭に迷う高齢者が続出し、虚弱な年寄りは死んでしまうだろう。

マニフェストには診療報酬を上げ、介護職の給与を上げるというが、庶

民の医療や介護負担はどうするんですかねえ。今一番大切なのは、その

ことじゃあないの?

 高級公務員の天下りは是認するというし・・・。

わからない。(2010.6.21.)

 

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